40代50代のキャリア相談が増えている理由
日経ARIAのアンバサダーを担当させていただいています。
先日の記事について、こんなコメントを
載せさせていただきました。
https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/052900101/052900001/?n_cid=nbpxwoman_sied_pblog_sansyo
私の仕事は、キャリアアドバイザー。
過去延べ13000人以上の女性と、カウンセリングルームでお会いしています。
2002年からこの事業を続けているのですが、最近増えているのが、
以前、20代30代にお越しいただいた方が、40代50代になって再訪いただくこと。
「若い頃と悩みが変わってきたので、もう一度相談したくて」みなさんそうおっしゃります。
また、4月にハワイ支社で実施したマウイセミナーでは、
40代後半~50代前半の方が積極的にご参加くださいきました。
この年齢は、お子さんがいる人、いない人によっても
振り返る人生は違いますが、共通しているのが、この年だからできること、
やりたいことをもう一度考えたい、というものです。
私は、ご相談に来られた皆さんの過去やってきたことや
気持ちを棚卸しし、これから本音ではどうしていきたいのか
(せねばならない、ではなく)を引き出していきます。
今更無理、なんておっしゃりつつ、様々な本音が出てきます。
しかし、面白いことに、今更無理、とおっしゃっていることは、
無理じゃないんです。
ご本人が、無理と思っている理由は、やり方を知らないだけ。
さて、発達心理学者E・H・エリクソンが唱える、
生涯発達理論というものがあるのですが、
簡単にいえば、「生まれてから死ぬまでの発達に関する理論」です。
そう、人は生涯発達し続けるのです。
40代50代は、人生折り返し地点で、自己統合のタイミングだと
言っています。
それは、各発達段階で獲得してきたものを振り返り、
自分の人生を受け入れて、ポジティブに統合する、ということ。
まさに真矢さんは、そんなタイミングの振り返りのことを
おっしゃっているようです。そして多くの女性が、
この時期にそんな気持ちに自然となるのではないでしょうか。
人生の棚卸しを丁寧にし、どう頑張るのか、の
頑張り方を計画してみる。大事なタイミングです。
ご相談いただけたら嬉しいです。
https://sawako-women.net/