非管理職というキャリア

女性活躍推進、DE&Iと

各企業では、女性が管理職として

活躍できるよう、様々な施策を

実施しています。

企業研修でも、女性の管理職登用に

向けて、企業研修のお手伝い。

女性対象に実施するのは勿論、

その上司となる男性にも、

研修を実施します。

そんな中、「私は管理職を目指したくない」

という声も。

どの企業としても、全員に目指して、

と言っているわけではありません。

しかし、目指したくない、というと、

やる気がない人、と思われてしまうことも

あるようです。

ちなみに、女性だけでなく、若手の男性からも

そのような声が上がりがち。

やっぱり上の人からすると、

意識が低い、やる気がない、と

思ってしまうようで・・・

ではなぜ管理職になりたくないのか？

というと、責任が重くなる、

時間的拘束を考えると難しい、

自信がない、などの声。

特に責任が重くなることが理由である人に

対して、会社からは意欲が低いなどの

マイナス評価に。

でも、よくよく話を聞いていくと、

一概に責任が重いことが嫌、ということでは

ないようで、今の管理職のような

心理的安全性が確保されない状況に

晒されるのが嫌、

ということっぽい。

つまり、役割を担いたくない、というより、

環境が問題。

一方、そんな状況が改善されたとしても、

管理職は自分のキャリアではない、というケースも。

管理職が嫌だから他の選択肢、ではなく、

他の選択肢でキャリアを積みたいから、

管理職ではない、となれば、

その人もハッピーです。

非管理職のキャリアを考える。

そんな特集でコメントさせていただいています。