人それぞれのワークライフバランス
女性向けの研修や講演では、
ワークライフバランスのテーマに
触れてほしい、というオーダーが
入ることがあります。
そんな時、少しもやっとするのが、
ライフについて。
どうしても、結婚出産が前提と
なって話が進んでいくのです。
もやっとする理由ですが、
正直な話をすると、
私自身、子供が欲しいと思ったことが
ないからです。
かたくなに欲しくない、ということでは
ありませんが、自ら欲しいと思ったことは
ありませんでした。
しいて言えば、周囲も結婚出産しているから、
女の幸せは〇〇だから、と言われたから、
親からの要望などで、考えたことは
あります。
あ、ちなみに子供は大好きですし、
比較的好かれる方です。
さて、お話を戻しますと、ライフは
人それぞれなのに、どうしても前提が
女性向け研修や講演となると、
結婚出産に。
私のように、積極的に子供を望んで
いない人、欲しいけれど、
まだ授かっていない人など、いろんな
人がいるのに。
そんなことから常に感じるのが、
もっと自分の人生観をお互いが
オープンにできたらいいのに、
そして、それぞれの考えを
受容しあえたらいいのに、と
いうこと。
ですので、あえて私の人生観は
お話するようにしています。
もちろん、え!?講師がそんなこと
言っちゃっていいの?と思う人は
いると思っています。
そういう人もいるんだよ、
でも、それを聞いて驚いたのも
事実だよね?驚いた自分について、
どんな風に感じたか、ということを
考えてほしいから。
受容は、自分と違う価値観の人が
いることをまずは知ることから
始まります。
実際、私の話を正直にすると、
グループワークでも自分の人生観について
正直に話しやすくなる様子です。
私はこう思うの、私はこう生きたいの。
素直にお互いが言えるためには、
それを言っても、いい悪いの評価ではなく、
周囲がありのままを受け入れてくれる、
という環境が大事です。
ワークライフバランスは人それぞれの
考え方があることから、話し合って
みませんか?