一般職向け研修
今日は祝日ですが、メーカーさんにて企業研修。
一般職3年目の方が対象、2日間連続ものです。
私も新卒で入社した会社は、精密機器(カメラ)メーカー。
一般職採用でした。
というか、私の時代は、女性はほぼ、一般職採用。
男女雇用機会均等法改正があった時代なので、
会社によっては、初の女性総合職を採用、なんて
世の中でしたが、
まだ、社会も働く女性たちも、女性は一般職で、
20代で寿退社、が大半の時代。
ちなみに、総合職にチャレンジした同級生の女性たちの
多くは、うまく男性たちの中で渡り歩けなくて
辞めていった人も多く。
私の友人も、大手商社に数少ない総合職の女性として
新卒採用されたのですが、
女性の総合職だけ、ミーティングに
呼んでもらえない、飲み会や残業を強要され、
それに出席しないと、だから女は・・・と言われ、
そしてとうとう心身を壊し、退職。
やっぱり女は無理だったなあ!
で片づけられた時代。
さて、時代は流れ、業界の差はあるものの、
総合職の女性も増え、代わりに、
一般職をどうするか、の議論に。
一般職を撤廃した企業もありますが、
比較的、メーカーは、まだ一般職の採用は
続けられています。
その代わり、一般職の仕事内容、期待が
変化している状況。
私が一般職で働いていた20代の頃は、
出社したら、みんなのデスクを拭き、
薬缶でお湯を沸かし、
社員たちが出社したら、それぞれの湯飲み茶碗が
給湯室にあるので、それぞれの好みの飲み物、
この人はほうじ茶、この人はブラック、
この人は、砂糖とミルクを入れたコーヒー、
なんて具合の仕事内容。
勿論、事務はやっていましたが、正直に言えば、
新人もベテランも同じような仕事内容。
そして、本業が忙しい時でも、
お客様がいらしたら、手を止めて、
会議室にお茶を出しに行く、
更に、どんなに忙しくても、電話を取るのは
女性。
ご記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まだまだ、この風習が残っている会社は、
たくさんあります。
その理由は、以前、そうやって女性に何でも
してもらったおじ様たちが、女性への期待が
変わらないから・・・。
でも、確実に、一般職への会社組織からの期待は
変化していますし、
何よりも今抱えている仕事は、RPA化など、
デジタル化と共に変化したり、なくなるから。
でも、一般職は、新しくすべきことが見えずにいたり、
これは総合職の仕事なのに、お給料が安い自分が
なんでやらないといけないの?と仕事に線引きを
したり。
確かにこれは、わからないでもないかも。
もしも私が一般職だったら、ふっとよぎりそうな気も。
でも、自分の市場価値を高めておくことは
とっても大事。
目の前の損得だけで、判断しないこと。
なぜなら、これからどんどん世の中は変化するから。
定年退職したら、上がり!の世の中ではないし、
今後、現役の時に転職する可能性だってある。
ある時自分が、もっと頑張りたい!と
思ったときに、経験がないからできないし・・・に
ならないように自信をつけておくこと。
あー、あの時、規定以外の仕事もチャレンジしておいて
良かった!となるように、
今、できることを増やすこと。
一般職の皆さんには、そんな風に、未来をみて
今を過ごしてほしい、といつも思いながら、
研修してます。
変化についていくことって大切です。
マウイ島セミナー締切は本日です!
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