不満を持つことは悪いことではありません

キャリア相談で、職場や仕事に対する

不満の声をお伺いすることがあります。

今の職場や仕事への不満はありますか？

私は、不満があることは、悪いと思っていません。

今の仕事に不満はありません、ということは、

大きく見方を変えると、問題意識が低いから、

という場合も！！

そう、不満があるとは、問題意識の表れとも

言えるのです。

しかし、その不満を漠然とさせていては、

愚痴になりやすいものです。

愚痴レベルの発信では、解決しづらいことに。

もし不満を感じたら、本気で変えてみよう、と

一度考えてみてはいかがでしょうか。

変えるためには、まず、どのような状態に

したいのか、のあるべき姿(ゴールイメージ）を

はっきりとさせる必要があります。

今の職場や仕事がどうだったら、

不満がなくなるのか。

会社を辞めたい、と思わなくなるのか、を

考えてみましょう。

そのために何がどうなれば、解決しそうですか？

周囲が変わってくれたら？

周囲が変わるためには、どう伝えたり

お願いしたら変わってくれそうですか？

そして、変わることをお願いする代わりに

自分自身はどんな努力をしますか？

こんな風にお願いしたい事と、

自分がすべきことをそれぞれ考えていきます。

ここでのミソは、この二つの両方を考えて、

周囲に提案することです。

愚痴から提案に変換してみましょう。

繰り返しですが、不満を持つことは

悪いことではありません。

ただ、不満を持つだけでは、変わりません。

自分の力で変えられる方法を

みつけましょう。

ひとりで変えられないときは、味方、

仲間を見つけましょう。