キャリアカウンセリング・ダイバーシティの研修 就職支援・講演は藤井佐和子

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2020.05.11 生き方についてキャリアカウンセリングについて

これからはジェネラリスト?スペシャリスト?

土日は、オンラインカウンセリング。

コロナ収束もイメージできつつ、

でも自粛延長、在宅勤務延長、という中、

今の変化にある意味、慣れてきて、

さて、自分、これからどうしよう!

と思われている方たちから、

土日はご相談がありました。

キャリアの形成方法、選択肢は、

時代によって変わります。

よく受けるご相談ですが、

「専門性を追求した方がいいのか。

そして、何を追求したらいいのか。」

そのようなご相談の時、お聞きするのが、

なぜ専門性を追求した方がいいと

思ったのか、です。

その理由、お分かりかもしれませんが、

稼ぎ続けられるために、です。

これがあれば、くいっぱぐれない!

よく、資格取得のマニュアル本や雑誌特集で、

「くいっぱぐれない」、と「資格」はセットで

出てきます。

現に、私が受ける雑誌の取材でも、

そういった質問や特集が多いのを感じます。

不況になると、資格を取る人が増える、

という傾向も過去にあります。

それだけ不安で、何か強みとなるものを

取得しておきたい、ということですよね。

では、本当は何をしたらいいのか・・・。

「これが私の強み、専門性です」

というものを持っていることは良いですが、

それに固執しすぎないことと、

学び続けることなのかもしれません。

一度取得した専門性は、世の中の変化と共に

磨いていかないと、陳腐化していきます。

一度資格を取ったからOK!という

ことではないわけで。

そして、時にその専門性は、必要なくなる時が

来るかもしれません。

例えば、その専門性は、AIやロボティクスに

とってかわられる、なんてことも。

これからの目指すべきキャリアは、

スペシャリストであり、ジェネラリストであり。

この両方のバランスが求められるように

思えています。

時に、専門性を一旦捨てる、ということも

必要になる場面もあります。

違う分野や職業にチャレンジしてみるのも

その一つです。

そうすると、また新たな専門性が手に入ります。

そして、一旦捨てた専門性をもう一度

手に取って、新たに手に入れた専門性と

組み合わせてみたら・・・。

このように、その時々で

様々な専門性を磨くと、自分ならでは、の

独自性が出てきます。

*ここでいう専門性とは、資格のことではなく、

 経験です。

これしかできない、

これしかやりたくない、

の思考を捨てて、これからの変化に

備えていく思考に切り替える

タイミングかもしれません。

身近にできることとして、

例えば、社内で新しい領域にチャレンジしたり、

部署異動したり、なんてのも悪くありません。

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