キャリアカウンセリング・ダイバーシティの研修 就職支援・講演は藤井佐和子

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2024.03.07 人間関係

人間関係のよい職場とは

生きる環境、働く環境は思った以上に

私たちに影響を与えるので、

見過ごしてはいけないポイントです。

 

キャリアカウンセリングでの相談で

変わらずに多いのが、人間関係について。

 

私のところに相談に来られる方は、

「キャリア」についての相談という前提が

あるからか、人間関係の話から、あまり

入られません。

 

恐らく、メンタルケアなどのカウンセリングで

あれば、人間関係についてすぐに

言いやすいのでしょう。

 

でも、話をお聴きしていくと、

人間関係や環境の理由が潜んでいる。

 

まず、ご自身のキャリアを考える時に、

自分がどうしていきたいのか、を

描くことは大事です。

 

そして、なぜ今の職場だと叶わないのか、を

考えていただきます。

 

そう、環境が弊害になっていることが

多いからです。

実現したい自分自身、目指したいことを

実現するために、

弊害がなんなのかをみつけていく。

 

実績が作れたらいい、という方の中には、

人間関係は二の次と思って入社したが、

経験は積めているものの

それでも我慢ならない、ということも。

 

私たちが自分らしくイキイキと過ごせる環境。

一昔前は、人間関係で悩むなんて甘い!と

思われていたものですが、今も昔も実は一緒。

 

安全地帯がなければ、100%の能力を

発揮しづらいものです。

 

人間関係が悪い、これって倫理的にどうなの?

私が甘いの?

 

そう思ったら、ひとりで溜め込まずに、

様々な人の意見を聞いてみてください。

 

ちなみに、私は様々な企業でコンサルティングや

研修を実施していますが、

 

環境のよい職場や会社に所属している人は、

自分の気持ちを言葉にする機会が多いのを

感じます。

 

それはポジティブでもネガティブでも。

 

例えば、今、ちょっとやる気が出なくて―。

なんてことも言えてしまう。

 

心理的安全性が確保されていない職場だと、

やる気がないやつはダメなやつ!と評価を

下されてしまうから、言葉に出すことなんて

できなくて、それぞれが心の内を抱え込みます。

 

安心の職場では、

どうした?何があったんだ?なんて

周囲が聞いてくれて、それに対して

喋っていくうちに気が晴れて前向きになれます。

明日も頑張ろうー。っていう具合に。

 

研修の時、自分の気持ちを伝える感情ワードが

少なめな会社だなーと思うことがありますが、

研修という安全地帯、否定されない環境に

身を置くことで徐々に自分の感情を言葉に

しはじめてくださいます。

 

皆さんの職場は、自分の気持ちを伝えあえて

いますか?

言っても大丈夫な環境ですか?

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