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2019.08.21 生き方について

バランスが崩れている時

仕事ばかりの毎日。

仕事は二の次の人生。

人それぞれの事情、好きな生き方が
あります。

自分の人生を選ぶとき、
「どうしたい、どうありたいか」と

「置かれている環境で、
今、しなくてはならないもの」

の両面があります。

両方のバランスが大事なのかもしれません。

ご相談に来られる方に、この2つを
お伺いし、両方を加味したプランを
一緒に考えることがあるのですが、

たとえばこのような考え方です。

毎日仕事が忙しくて、自分のことを
全く考えられない。

友人や家族からは、そんなに辛いのなら、
いっそ辞めてしまえば?と言われるが、
そんなこと、できるわけがない。

本当は、すべて仕事を捨てて、
自分のためだけに時間を使いたいのに。。。

さて、この人はどうしたらいいでしょうか。

まず、質問させていただくのは、
なぜそこまでして、今の仕事をするのか。

人それぞれ、色んな理由があります。
お金、ステイタス、居場所、責任感などなど、です。

そこで次の質問。

それらは本当に自分にとって必要なものですか?
例えば、ステイタス。

今の会社や地位を捨てたら、自分が
築き上げてきたものがすべてなくなる。

本当にそうでしょうか?
会社や地位がなくなったら、
自分がゼロになるのでしょうか?

もしそうなら、そういったものに頼らない、
「自分自身」を作ることかもしれません。

そのためには、今の仕事の仕方を続けるのではなく、
別のことのための時間が必要です。

例えば、勉強したり、友人との人間関係を作ったり、
周囲に貢献したり、趣味をみつけたり。

おそらく、これがバランスなのではないか、と
思います。

ステイタスの例を挙げてみましたが、
お金も、責任も、居場所も、これらがすべて
失われると、自分がなくなってしまう、と
思ったら、自分自身を作る時間が必要です。

そんな風に自分自身を丁寧にみつめて、
自分の足場を作ったら、
改めて仕事と向き合ってみる・・・・

すると、違う仕事の仕方ができたり、
今までと違う価値観でものを見ることが
できたりすることがあります。

仕事を思い切って辞める、リセットする方法も
ありますが、

日常を続けながら、少しずつ自分自身を
変えていくのもよいのではないでしょうか。

バランスが崩れている、何かに偏っている、
と思ったら、そんな風に考えてみると
よいかもしれません。

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