嫌われないために!?
管理職になるのを躊躇している女性からよくお伺いするのが、
自信がない、という声。
やりたくない、やる気がない、という意味とは
違うようです。
自信がない理由を更に具体的にきいてみると、
責任が担えるかどうかが心配、
管理職としての経験や知識が少ないから、
判断するのが苦手だし難しそう
といった内容があがってきます。
そして、よく耳にするのが、嫌われないように
気を遣うのが大変、との本音
確かに、自分の上司や会社の経営層に対して、
社員として好き放題言えるのは、スタッフの特権!
自分が管理職になったら
きっと色々言われて嫌われるんじゃないか・・・。
実はこの悩み、男性より、女性の方から
お伺いすることが多い悩みです。
女性向けの新任管理職研修では、必ず、
不安に思っていることをディスカッションしてもらうと
嫌われないためにどうしたらいいか、
というコメントがあがってきます。
嫌われないために、を意識しすぎて行動すると、
部下を叱れなかったり、
みんなに気を使いすぎて疲れたり、
全員に配慮しすぎて、なかなか決断できなかったり・・・
残念なことに、
「いい人だけど、軸がない、頼りない」
こんな風な評価になってしまうことが。
まずは、自分の目標を嫌われないために、にせず、
「信頼されるために」にしてみてはどうでしょう。
信頼されるには、少し時間がかかります。
日々の発言や行動を見て、周囲は、
この人は信頼できるかどうか、を見ています。
管理職としての行動を拡げるためにも、
嫌われない、を信頼される に変換して
みてはいかがでしょうか。
いつのまにか、信頼も得られ、結果、好かれることに
なるかもしれません。