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2020.10.17 人間関係

言葉にしてみよう

主張するのが苦手な人、多いのではないでしょうか。

主張するのにハードをル感じない方からすると、

なんだ、そんなの言えばいいのに。

と思うもの。

では、主張が苦手な人は、なぜ言わないのか。

そして、発言するまでにどんなことをしているのか。

それは、色々と考えちゃうからではないでしょうか。

これを言ったら相手は気を悪くするかなあ。

こんなこと言ったら、ダメな人って思われないかなあ。

頭の中では言いたい事はあっても、どう言えば

伝わるのかがまとまらないなあ。

言って悪目立ちしたら困るなあ。

で、結局言わないでおこう、と発信しない・・・

企業研修で様々な組織にお邪魔しますが、

主張する人が多い会社では、

「言ったもん勝ち」

主張力が低いと、だんだん評価が下がったり、

会社に居づらくなって、退職してしまう・・・

今週、様々な組織のミーティングに参加して、

この組織だと主張力が低い人は、

つぶれちゃうだろうなー。

そんなことを感じた会社がいくつかありました。

ちなみに、ベンチャー企業、外資系、コンサル会社です。

その中に、前職、8年間お世話になった会社も

含まれていました。

そうそう、言ったもん勝ちだったなあ。。。

鍛えられたなあ・・・。

こんなことを懐かしみながらミーティングに

参加していました。

一方、企業研修で、皆さん主張をされないなあ、と

感じる会社もあります。

管理職も主張しない、なんて組織も。

はっきり言ってしまうと、

日本のメーカーに多いです。

新卒からその企業にずーっといると、これが普通、と

思われているかもしれませんが、

もっと外の会社は、主張する人が多いですよ。

そんなフィードバックをさせていただくことも。

勿論、言えばいいってものではないですが、

主張しないと、こんな残念なことがあります。

「何を考えているのかわからない」

「あの人は、やる気がないんじゃないか」

更に、

「あの人は私たちと距離を置きたいんじゃないか」

など、そこから勝手にあなたのことを

想像してしまいます。

それは、割と自分が意図しない想像であることが

多いようです。

こんなこと言ったら、どう思われるかなあ・・・と

悩んでいる間に時間は過ぎ、言うチャンスを失い、

そして誤解される。

こんな残念なことはありません。

企業研修では、アサーティブコミュニケーションを

ご指導させていただくことがあるんですが、

言い方のコツがあります。

簡単に言うと、

事実⇒私の気持ち⇒提案や意見、相談

こんな感じでシンプルに。

言われた相手は、そんなに気にしていません。

そして、言ってみて相手との意見の相違点が

あれば、そこがスタートです。

カウンセリングの際、どうして?とゆっくりその人の

考えを引き出していくと、

言った方がいいのに!!と思うことがたくさん。

もったいない!!!

だから、私は主張の大切さを研修やカウンセリングでは

お伝えしていきたいと思っています。

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