キャリアカウンセリング・ダイバーシティの研修 就職支援・講演は藤井佐和子

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2020.11.10 20代30代のキャリア

若い頃のショートカットは・・・

未来を描くことも大事ですが、

今を丁寧に過ごすことも大事。

未来への不安や期待を持ち、

それを「考える」時間も大事ですが、

今、ちゃんと過ごすことが未来につながる。

そんなことをこの年齢になって

改めて実感している日々です。

キャリアカウンセリングをしていて、

実は自分自身のことも話をお伺いしながら

振り返ることがあるんです。

今の私って過去にしたこと、しなかったことで

出来上がっている。

カウンセリングでは、悩んでいることを

お伺いします。

今の状況を解決したい人、

未来を解決したい人、

時には過去を解決したい人も。

現在進行形の悩みは、その悩みに対する

自身の考え方、関わり方を変えることが

解決の近道。

ですので、本人が考えている以外の

解決策をアドバイスさせていただきます。

人は、自分のことになると、視野が狭くなるから。

いつもと同じ思考で解決しようとするから。

そして、未来を解決したい人は、

どうなりたいのか、をたくさんお伺いします。

そして、そのために何をすべきか、の

プランを立てていきます。

でも、未来の希望は、今すぐに

実現するものではありません。

のんびりゆっくり、じっくりと「今」を

丁寧に過ごす、関わることが必要です。

キャリアカウンセリングで、若手の人の

相談に乗っていると、焦らずに、

やることをちゃんとやる、積み上げることが

大切、と感じます。

そういう私も若い頃は、焦っていました。

でも、物事にはショートカットって

なかったんです。

効率よく、とか、もちろん目の前の仕事では

そういった考えは必要ですが、

私たちの人生やキャリアにショートカットは

ありません。

ショートカットしたら、それが未来の

結果になります。

土台がしっかりしていないと、グラグラに。

簡易工事しているようなものです。

不器用でいいんです。土台をちゃんと作ると、

何かあった時にぐらつかないので、

すぐに立て直しができます。

私は今、50代。

ようやく自分らしく、自分のやりたいサポートが

提供できるようになりました。

今、コロナの影響で、本来であれば、

できていたことができていない状況。

でも、この経験も未来に役に立つときが

きます。

丁寧に今の状況で、できることをちゃんとする。

できることを制限する、という意味ではなく。

そんなことを思ったここ最近です。

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